今に始まったことではない気もしますが、近頃はCDが全く売れないそうです。
原因としては、娯楽の多様化があるかもしれません。娯楽はたくさんあるでしょうからね。
しかし、私の周りの中高生の多くは音楽プレイヤーは持ってますし、音楽という娯楽がそこまで廃れたとは思えません。
(それでも、J-Popというジャンルが廃れた感は否めませんが)
ここで、違法ダウンロードが挙げられるわけですね。
現状、P2Pソフトを使ったり動画共有サービスから変換したりするまでもなく、googleとかで適当に検索すればmp3が落とせますから、はっきり言えば、誰でも簡単にタダで曲が手に入ります。
つまり、CDを買う必然性を感じられなくなります。そうなると、CDを買うのはファンや、試しに音楽を落としたらいい曲だったから、お布施としてCDを買うような良心的な人くらいでしょう。
そもそも日本のCDが高すぎます。例えば、洋楽の輸入CDが1000円程度で買えるのに、普通に日本盤で買ったら3000円くらいしますよね。これは適正価格と言えるのでしょうか?高校生の経済力にとっては法外に高いと思います。
ところで、私のお気に入りのバンドのMUSEですが、彼らの公式サイトでは全ての楽曲が無料で聞けます。全てというのは、アルバムには未収録のシングルCDだけに入ってる曲や、初回CDだけに付いてるメイキング映像まで含まれているので、ファンとしては嬉しい限りです。
こんなことをしていたら、CDが売れなくなりますよね。実際そうかもしれません。
彼らが食べていけるのは、相当ライブで稼いでいるからでしょうね。
2010年夏のウェンブリー・スタジアム(8万人動員)のチケットも発売と同時に12分で完売。ミューズ初の武道館公演(2010年1月)も発売と同時にチケットが即完。だそうです。
音楽の価値はライブで全て決まるとは言いませんが、CDが全く売れない邦楽のアーティストたちは、少しは彼らを見習って欲しいです。
(個人が作ったインストとか打ち込みの音楽やアニソンにも好きな曲は多いです。)
グダグダな文章失礼しました。