友人5人くらいに、「1÷0は何ですか?」と問うと、みんな「ゼロ?」と答えます。
果たして、そうでしょうか?
私だったら、1の中に0が幾つあるかと考えて、「無限?」と答えます。
今日は、真面目に「ゼロで割る方法」を考察します。
割り算は、そもそも逆数を掛ける事なので、
1/2 = 1×1/2
となります。
しかし、0の逆数は、1/0で、一体どんな数かに戻って意味ないです。
じゃあ、文字式を使ってみましょう。
1÷0 = x
x = 1÷0
0x = 1
さて、xに当てはまるのは何でしょう?
0を掛けると、どんな数に掛けても0になるので、無限になります。
1÷0 = ∞
これで解決。
でも、
∞0 = 1
になるかは、疑問なので分からないことにします。
納得いかないので、実際に割ってみます。
例えば、食べ物のケーキを2つに切ってみましょう。
はい、割れました。
続いて0個に割りましょう。
ん?
ケーキを0等分できなさそうなので、違う方法にします。
みなさん、中学2年生の理科の、電流は覚えていますか?
Iが電流、Rが抵抗、Vが電圧で、
V = RI
I = V/R
R = V/I
などが、成り立ちます。
この中の、
I = V/R
に注目して下さい。
x = 1/0
に当てはめると、0オームの抵抗の銅線に、1ボルトの電圧を掛けたときの電流が、1÷0の答えです。
実際に、やってみましょう。
あっ、電流系が壊れた・・・ 測定不能・・・
どうやら、無限大なのが確認されました。(?)
以上の実験から、
「1÷0 = ∞」かもしれません。
少なくとも、0ではありません!! と思います。
ちなみにパソコンに計算させるとエラーになります。
実は、NaN(非数)や無限が返るので、
計算不能とか、
非数とかが正しいのかも?
参考 :
ゼロ除算PR