以下、戯言なのであんまり気にしないでください。くだらない話です。
もう、3年前のネタです。宮崎県の小中学生に、「死んだ人が生き返ると思うか?」という質問をしたところ、15%が「生き返る」と答えたそうです。
私は中1まで、「死んだ人が生き返ることがある」と考えていました。なぜなら、「死亡宣告がされた後、生き返る」という話を聞いていて、稀には生き返る場合があると思っていたからです。
Wikipediaの死の定義によると、
人は、鼓動と呼吸の停止をもって死んだものとする見方が一般的である。しかし死にはさまざまな定義がある。現在の定義のひとつに、「生命活動が不可逆的に止まる事」というものがある。不可逆的と言う意味を理解するには人間の例で考えると分かりやすい。人間の髪の毛や爪は心臓・肺・脳が全て停止していても、数日間は伸び続ける。この間は毛根細胞は生きているが、心肺脳が全て停止している場合、やがては毛根の活動も停止してゆく事は免れない。この様な個体の状態の不可逆的な活動停止への変化を死と言う。逆に事故などで心肺停止状態に陥っても心肺蘇生によって息を吹き返した時には、この間の心肺停止は可逆的なので死とは言わない。
「死亡宣告の後、生き返った話」は、鼓動と呼吸の停止をもって死んだものとする見方では、生き返ったとも言えそうです。しかし、「生命活動が不可逆的に止まる事」となると、検死のミスで、本当は仮死状態だっただけです。
「死亡宣告の後、生き返った話」は、厳密には生き返るという表現はできないのだと思います。当然ながら、人は死んだら生き返りません。
さて、「死んだ人が生き返ると思うか」という質問ですが、私と同じ考えで「生き返る(こともある)」と答えてしまったかもしれません。答えた理由の「生き返る話を聞いたことがある」はそう解釈できなくもないです。
というか、「死んだ人が生き返ると思うか」は、死の定義が、「生命活動が不可逆的に止まる事」なのですから、置き換えると、こんな質問にも成り得ます。
「人は死んだら生き返らないが、死んだ人が生き返ると思うか」
というわけで、「死んだ人が生き返ると思うか」という質問自体、無意味なんじゃないでしょうか? と揚げ足を取って終わります。