追記) 正直に言うとこの商品はハズレでした。
日頃から「お金が無い」と周囲に漏らす癖に、また買い物をしてしまいました。
パイオニア製、ネックストラップ型イヤホン、ヤマダ電気で1480円でした。
完全に、値段に釣られました・・・(いや、そんなに悪い商品では無いですが)
使っている音楽プレイヤーの「ZEN STONE PLUS」なんですが、本体は小さく、クリップまで付属しているので、洋服に挟んで使うと便利そうに思うのですが、実際に使ってみると、重量がある上に、クリップの挟む力が小さいのと、その面積まで小さいので、歩いたりすると、すぐに外れてしまい、正直使えません。
仕方が無いので、諦めて、ポケットに入れて使うことにしました。
その後、ネックストラップを繋げて、首からぶらさげてみたのですが、イヤホンが邪魔にならなくなり、かなり使いやすくなりました。
しかし、この方法にも問題があって、イヤホンとストラップを同時に首にかけるわけなので、ごりゃごちゃしてしまうのと、首から外す度に、イヤホンとストラップが絡まってしまいました。
ここまできて、ようやくネックストラップ型イヤホンの有用性に気が付きました。しかし、このタイプのイヤホンは、あまり売れていないのか、品揃えが悪いし、値段も割高に思えました。
そんな中、ヤマダ電機で、このイヤホンが1480円で売っていたのを見つけました。そうして、値段に釣られてしまったわけです。
本体は黒く、裏は銀色のメッキに「Pioneer」のロゴ入りです。
形状は左右対称で、(L)を右耳につけても違和感は無いです。
値段から考えても、デザインは秀逸です。
決して悪いフィット感では無く、まあ普通、と言った感じです。問題は、図(写真はSHE9700)のように、回転するので、しっかりと装着させるのが面倒で、安定しにくいです。
Y字型イヤホンに、スライダーがくっ付いたような構造をしています。
これが、スタイダー(勝手に命名)です。左右のボタンを押しながらスライドすると、位置を調節できます。軽い力で調節できるのに、日常の使用では動きません。
▽の向きに捻ると、簡単に外れます。
こちらも、同様です。
イヤホンのコードは、紐で覆われています。ビニールよりは、首にぶら下げたときに快適に感じるような気がします。
お気づきになったと思いますが、スライダーから上のイヤホン側のコードを延長すると、下のストラップ側が短縮されてしまいます。逆もまたそうです。
そのような欠点はあるものの、このようなシンプルな構造は、故障も起きにくいでしょうし、扱いが簡単だとは思います。
中音が強調されていて、逆に高音が抑えられている気がします。結果として、音がクリアに聞こえず、中音が強い時に特有の、ぼやけた感じの音です。これは致命的かもしれません。
最初に聞いたとき、かなりショックを受けました。聞きなれた曲を、このイヤホンで聞くと、かなりの違和感を持つだろうと思います。そのくらい、はっきりと顕著に、音の違いを感じられます。
そのまま聴き続ければ、慣れて、そのうちに違和感が無くなるだろうとは思いますが、なんですかね、私には我慢できなかったです。
プイレヤーのイコライザーを調整して、低音と高音を高めに設定すると、ぼやけた感じが無くなります。イコライザを調整すれば、普通な音が出るので、イヤホンの質が悪いわけでもなく、単純に中音が強調されるように作られた製品なのかもしれません。
また、普通のイヤホンで聞いたときよりも、音が大きく聞こえます。プイレヤーを最大音量にすれば、簡易スピーカに化ける程、大きな音を出すことができました。それでも、プレイヤー側で音量を抑えれば済む話なので、その点は気にしていません。
なんだかんだ言っても、再生するプレイヤーから安物なので、音質について、あまり騒いでもどうしようもないとは思います。しかし、中音が強すぎて、音が篭っているのは確かです。
ヤマダ電機で、1480円という、破格の値段の割りには、そこそこの商品だと思います。どうしても、音が気にいらないのですが、そこはイコライザで我慢しようと思います。