CREATIVE製のメモリプレーヤー、ZEN STONE PLUS 4GB スピーカー内蔵モデル ブラック ZN-STPK4G-BK を購入してしまいました。
Amazon.co.jpから5980円で購入しました。
パッケージは13.5cm四方、3cmの厚さのコンパクトな箱でした。
中身を出してみました。
シリコンカバーとクリップです。Amazonのページにこの2点について触れられていなかったので、ちょっと得した気分です。カバーですが、マイクなどを覆わないので邪魔にはなりませんが、少しボタンが押しづらくなります。リセットボタンは隠れますが、滅多に押すことはないので、問題無いでしょう。クリップはカバーに差し込めて脱着可能です。しかし、本体は黒なのに、カバーは半透明な白なので、微妙な色になってしまうのが残念です。
イヤホンも付属しています。長さは1.2mくらいのY字型でした。CREATIVEはイヤホン単体も販売していますし、悪い品では無いと思います。
説明書ですが、紙が5枚もあります。しかし、3枚は保証書などで、残りの2枚が説明書です。2枚とも同じ内容で、4ヶ国語つづ書かれていて、計8言語です。非常に読みにくいので、オンラインのZEN STONE PLUSを使いこなすにはなどを読んだほうが賢明だと思います。
まず、バッテリーを充電しておきましょう。次に、ファームウェアのアップデートはここからです。プレイヤーをPCに接続しておけば大丈夫です。
言語の初期設定は"English"です。一部、日本語のファイルが文字化けを起こすので、"Japanese"にしたほうが良いでしょう。
写真で見たところ、もっとツルツルしていると思ったのですが、表面はサラサラした質感です。手垢を気にする必要がないので、個人的にはこれで気に入っています。
裏側には、金色でCREATIVEが印字されています。右の3本線はスピーカーです。最大音量にすれば、そこそこの音量が出せます。音も割れるようなことはなく、なかなか綺麗な音です。オマケ程度に考えていましたが、なかなか実用的です。右端は紐を通す穴です。
大きさですが、55.7×35.7×17.5mmで、iPod shuffleより大分大きいです。ボタン配置はiPodと同じかと思いきや、実はプレイヤー上部に電源/再生ボタンとなっていて、真ん中のボタンはメニュー呼び出し/決定ボタンとなっています。
早くも画面に傷がついてきたので、100円ショップで液晶保護シートを買いました。半径1cmの円にハサミで切り取りました。因みに、剥がすときにはセロテープが便利です。台紙側に「ウ」と書けば、表裏がわかんなくなりません。画面の端は少し凸になっているので、空気が入って苦戦するかもしれません(途中で諦めました)。
起動しようと思い、上部のボタンを押したのですが反応が悪くて、初期不良かと思ってしまいました。しばらくして気がつきましたが、上のボタンは、右側は電源/再生/一時停止で、左側はショートカットの呼び出しでした。これは説明書を読まないのが原因ですね…
フォルダを閲覧+再生できるのですが、フォルダの画面に辿り着くまでに、
[真ん中ボタン] > [→](オプションを選択) > [真ん中](決定) > [↑・↓](フォルダを選択) > [真ん中](決定)
と画面を見ずに操作するのは不可能なほど複雑なんです。
しかし、[真ん中]の長押しでオプションまでショートカットできます(説明書には書いてませんでした)。これならなんとかなりそうです。
不満に思うのは、下までスクロールすると上にまたスクロールする羽目になることです。さらにフォルダは3階層には対応しているものの、表示するときは全フォルダのリストアップなので階層にする意味がありません。WMPなどを使って、music\アーティスト名\アルバム名\というように転送している人は全アルバムが1度に表示されることになるので、曲を探すのが大変です。階層を再現してくれれば、曲も探しやすくなると思うのですが…
また「フォルダの一覧表示」なので、フォルダ内の音楽ファイルの一覧表示はできず、アルバムの最初の曲から曲送りせねばなりません。
なんか凄く多機能。この動画が分かりやすいです。
主なものを書き出してしてみるとこうなります。
音楽再生 | MP3(~320kbps VBR可) WMA(~320kbps DRM 9 対応) AAC(~320kbps 非プロテクトM4Aファイル) |
---|---|
スピーカー | モノラル内蔵型 |
FMラジオ | 76.0~108.0MHz (FM受信地域を日本に選択した場合は76.0~90.0MHz) |
録音 | IMA ADPCM 4ビット/8kHz/モノラル 約128時間分(ACアダプターとの併用で1回あたり最長10時間まで) |
時計 | Creative Media Lite でPCと同期可能 |
ストップウォッチ | 音楽再生と同じ操作 (停止は[←]) |
再生モード | ノーマル(ファイル名順)、単一トラック/リピート(トラック単位/全曲/フォルダ単位)、ランダム(全曲)、シャッフル(全曲/フォルダ単位) |
画面180°回転 | 音楽再生のボタン配置は反転せず |
イコライザー | ロック、ジャズ、クラシック、ポップス、カスタム、ノーマル |
これだけの機能を、こんな小さな機体に搭載するとは驚きです。AAC対応も個人的にはとても助かります。
容量や値段、大きさや重さに関しては最高だと思います。フォルダ機能さえ改善してくれれば、言うこと無しです。
何気に曲名をID3などから読み取って表示することができ、少なくとも、MP3(ID3v2.2+v1.1)やAAC(iTunes形式)なども普通に読み取ってくれます。
しかし、同じMP3(ID3v2.2+v1.1)でも、ファイルによってはタグを認識できない上、シークもできないという状態になります。この条件がよくわかりません(正規にCDから取り込めば、こんな問題は起こらないと思いますが)。
試しに、STEPというソフトを使ってタグを再設定などしてみたところ、正しく表示できるようになりました。とりあえず、そういうことです。
PCとの接続/充電ケーブルが携帯によく使われる「USBコネクタ(シリーズ・ミニB」だったので、試しに携帯電話の充電器に繋いでみたところ、普通に充電できました。これは便利です。
しかし、Amazonのレビューによると、正規の充電器では「充電しながらの再生」が可能なようでので、正規品にも優位性があるようです。